いぎりす・UK

「戦中ロンドン日本語学校」大庭定男

誰か適当なところでちょっとくらい止めろっていうか、いくらなんでもこうまで日本への愛にだだ溢れた教官さん(多分一番偉い)はどうかと思うというか。えー、そもそもなんの本かと言いますと、「対日」に備えて兵士に日本語を教えた学校の本です。 そしてピ…

『世界遺産』#548 リヴァプール 海商都市(イギリス)

リヴァプール−Wikipedia 近年ビートルズという世界的に有名な音楽グループを排出し。 過去にはアフリカとの奴隷貿易で発展したのだという複雑な過去を持つ土地。彼らは世界遺産(「負の世界遺産」の側面もあるのかな)となった今、その事実を見詰め…

「日英同盟−同盟の選択と国家の盛衰」平間洋一

少なくとも、かつて同盟してた国と戦争にまで至ったんだから中国はよくないよ! というのは日英同盟の本で語るべきではないよーな気はしました(日本とイギリスのことはベタ褒めです)、あと、海運国は周囲が海だから高い見識があるというのは日本の不明っぷ…

「東インド会社」浅田實

後にインド支配するまでに膨れ上がったのだという。 どこまでもどこまでも商業に拘っていたのだという長い歴史を持つ会社の本、初期には一応、新と旧とに別れていたようですがあまり語られることもなくなし崩しに合併してしまった模様ですよ。ちなみに株式の…

「イギリス人はしたたか」高尾慶子

日本はイギリスの鉄道会社に資本をつぎ込み、尊敬されれば良かったのだ。 というのは、彼女のある意味での実感なんでしょうか、日本という国を飛び出して行ってしまい、あちらの年金支給年齢になることを心待ちにしている筆者さんの書いた、三冊目なのだとい…

『チェイシング・タイム』#6 グラスゴー

グラスゴー−Wikipedia んーと、スペインはバルセロナから来た女性と、同じく首都マドリッドから来た男性、なんかどっかのリゾート地で出会ったらしいんですが、バルセロナに聞き覚えがあったもののスペインだということは知りませんでした...orzて…