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古代史

『知られざる大英博物館』第2集 古代ギリシャ“白い”文明の真実

そういや日本でも昭和レトロブームというのが地味に数年前からあって、街並みを再現したなどという触れ込みで独特の黒っぽい木目、剥げた看板などがメインになっていたりするんですが、「あれ、単に古いのがああなっただけで当時は原色が主だったよね?」と…

『知られざる大英博物館』第3集 日本 巨大古墳の謎

とりあえず大雑把に「なんで鍵穴の形してんの?」と母親も聞いていたんですが、あれですね、誰が見てもそれ先に気になるよね、と思っていたんですが、あれか、円形のところが祭壇で先が少し細くなったところがそこにつながる通路か! ということに気付くと、…

『知られざる大英博物館』第1集 古代エジプト 民が支えた3000年の繁栄

大英博物館と言えばエジプトや(こっちは自国の考古学が進んだので自国で研究を、という文脈なので多分エジプト単独なら話一部通ってたかと)、ギリシャ(当時の“国”がオスマン帝国だったんだよなぁ、オスマンと英国との交渉は正規で行われてることを一旦認…

「物語 古代ギリシア人の歴史」周藤芳幸

大雑把に言うと「物語」よりも解説部分のほうが面白かった、ということでほとんど全てではないかと思うんですが。うんまあ、誠実なお人柄だとは思うんですが、せっかくフィクションと銘打ったならもう少し冒険して欲しかったな、というのが本音というか、歴…

「マヤ文明−失われた都市を求めて」クロード・ボーデ/シドニー・ピカソ

さすがに、“マヤ文明そのもの”に興味があった、という人にとっては肩透かしの内容なのではなかろうかとは思いますが、この時代を前後してまとまっているこの大陸の史料(歴史を語る目的で書かれたものが史料、それ以外の実用記録や物の証拠が資料)を読むつ…

「ポリスの市民生活 生活の世界歴史3」太田秀通

まあ大雑把に古代ギリシャの生活は奴隷が支えてたんだよー、という本なのですが。 なんでもヨーロッパの学者たちは“民主制”の初めて実施された、一般市民に至るまで政治を語り、優れた文化を残したギリシャの都市(主にアテネのイメージですね)に奴隷制があ…

「古代アステカ王国−征服された黄金の国」増田義郎

現在の中米メキシコの地に、本土再征服≪レコンキスタ≫を済まし(イスラム教徒との闘争ですね)、その頃欧州の地で流行っていた「冒険譚」をそのままノンフィクションと信じていたスペイン人が降り立った、という時点でなんか嫌な予感がするものですが。 まあ…

「アーサー王伝説」アンヌ・ベルトゥロ

アーサー王というのはなんでもイングランドの地に、ローマの支配が去った後のだいたい5世紀くらいの時代(へー、そうなんだ)、キリスト教徒? なんですかね、として異民族の侵入に対抗した、という人なんだそうですが。 正直、なんでそんな時代に記録がこ…

「農業起源をたずねる旅−ニジェールからナイルへ」中尾佐助

正直言って専門分野の記述も、いささか大胆な仮説も素晴らしかったとは思うんですが、人種民族に関しての分類にところどころ首を傾げ、そもそもこの地、サハラ砂漠の遊牧民って対政府の内戦に巻き込まれて家財道具も財産である家畜も失っているのに「生活レ…

「メロヴィング王朝史話(下」J.N.オーギュスタン・ティエリ

上巻で一旦ネウストリア王キルペリク(諸悪の根源? フレデグンデ王妃のような気もしますが、この方元奴隷ですしねぇ、ある程度の足掻きはしょうがないっつーか)が亡くなったところまで時代が進んでいたんですが。 ここで次の代に、ということはなく、主に…

「メロヴィング王朝史話(上」J.N.オーギュスタン・ティエリ

まあ、個人的にどうしてもシギベルト王の味方をしたくならないでもないんですが(いくらなんでも「あんな」理由で殺された王妃様可哀想だし)、いい王かというとやっぱりちょっとそうは判断しがたいわけで。 ある意味でどのような理由であろうとも「戦を回避…

「黄土を拓いた人びと 生活の世界歴史2」三田村泰助

正直、この本の一冊めが古代オリエント(エジプトが主ですよ)の本だったのと、またいかにも初期っぽいタイトルだったのですっかり勘違いしていたのですが、ほとんど中世だよねぇこれ、というか、中国の時代区分って微妙にわからないんですが、明から近代が…

「古代オリエントの生活 生活の世界歴史1」三笠宮崇仁

大雑把に地域はエジプトから中東一帯、“生活”が主題になっているだけあって国そのものよりも地域性のようなものが重視されてはいますが、いずれにしろファラオを頂点とする支配の制度を避けてまともに語れるはずもないわけで。 エジプトとメソポタミアにまず…