日本ノ宗教
南都の代表格の寺院って認識で多分問題ないと思うんですが、華厳宗の総本山。最近はあんまり触れられることもないようなんですが、全国に展開した国分寺の総本山で総国分寺という名前もあるようです。まあ権門寺院が目的なので今後もぽちぽちとこの東大寺に…
全80巻のシリーズを予定していて、その1冊目(まあ順当だよね)、で、目当ては当面のところ第2巻の東大寺、第4巻の興福寺の南都権門寺院なんですがある意味でこの法隆寺が先んじたみたいな存在なのでちょっと参考にはなったかな。まあ、正直なところを…
国分寺ってのはそもそも微妙にどういう意図で作られたのかがわかっていないようなんですが(いやもちろん名目はあるんですけども「護国のため」って言われてもね、仏教の全国的展開のためってことならお題目っぽくても意味わかるんだけども)、どうも見てい…
この回はなんの回だっけかな、と見終わったあとでぼんやりと思い返しているんですが、要するにあれかな、日本にまず神道があって、そこにインターナショナルな仏教が入って来たのが前回で、その仏教の中に現世利益を追求する密教の流れが来たよ、というのが…
この間、滋賀の紫香楽宮関係の本をぽつぽつと読んでいて行基(はぐれ僧侶)が担当していたという大仏がどうなったのかをきちんと把握していなかったんですが、あ、結局あれがこの奈良の東大寺のほうに作られたんだね。で、この東大寺というのはどうも総国分…
えーと、上手く表現出来るかどうかわからないんですが、私このタイトルにもなっている「国家神道」のことを記紀神話(古事記と日本書紀)を中心にした中央政権的な性質のある神道ではないかと勘違いしてました、すみませんでした、記紀神話も特に国家神道に…
「出雲」からたどる古代日本の謎 (プレイブックスインテリジェンス) 作者: 瀧音能之 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2003/11/01 メディア: 新書 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る とりあえずそもそもかつて「出雲は神話はあるものの、実際は…
伊勢神宮の本なんですがどういうわけか神宮の外の歴史がめっぽう多く、なんでだろうかと不思議になったんですが、すみません、天皇家の祖神の上、斎宮がいてある程度の時期まで民間人の出入りご法度で完全に運命を共にしていたってことだよね。で、中世くら…
神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈 (岩波新書 黄版 103) 作者: 安丸良夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1979/11/20 メディア: 新書 購入: 9人 クリック: 56回 この商品を含むブログ (32件) を見る さすがに神仏分離令の記憶はあるものの(授業で聞いた…
アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る (岩波新書) 作者: 溝口睦子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2009/01/20 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 45回 この商品を含むブログ (27件) を見る 大雑把にもともとタカミムスヒという太陽神が存在していて…
神仏習合 (岩波新書) 作者: 義江彰夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1996/07/22 メディア: 新書 購入: 6人 クリック: 68回 この商品を含むブログ (30件) を見る 律令制のことをそもそも「初穂」による租税システム、と表現していたところからちょっとし…
伊勢神宮の謎を解く アマテラスと天皇の「発明」 (ちくま新書) 作者: 武澤秀一 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/03/09 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 24回 この商品を含むブログ (10件) を見る まあすごく大雑把に「古来から連綿と同じ形式で…
とりあえず「穢れ」というものがなにかというと一番わかりやすかったのが大臣が公務の場で頓死してたんだよ、というのは正直言うと現代人でも問題として共有出来るんじゃないのかなぁ、その場で行事が行われる場合にその開催を一旦は検討するという流れすら…
神社が語る 古代12氏族の正体(祥伝社新書) 作者: 関裕二 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2014/07/02 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 正直一言で申し上げてわりと形容に困る本だったんですが、ぽちぽちと読んでると銅鐸と銅剣・銅矛が一…
熊野、稲荷と続いてのシリーズ3巻めなんですがこのシリーズで通して「大神」って表現になっているのが正直さすがに意味がわかるような気も。あれなんですよね、そもそも祭神があまりはっきりしないということが明言されているんですが(応神天皇とその母親…
[図説]比べてわかる! 日本の仏教宗派 宗祖・教えから仏事作法まで 作者: 永田美穂 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2012/11/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 日本では仏教は主に13宗が存在し、と語られていたんですが…
<出雲>という思想 (講談社学術文庫) 作者: 原武史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/10/10 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (26件) を見る 当然古代史の本だと認識して手に取ったところ、いわゆる近代に展開していた祭神…
どうも正直ここに出てきていた紫香楽宮というものがまずよくわからなかったんですが、同じシリーズにある同じく近江が主題の『藤原仲麻呂がつくった壮麗な国庁・近江国府』との前後関係も恥ずかしながらよくわからず、とりあえずここの関係者である聖武天皇…
昔、熊野古道に興味を持ったことがあって熊野信仰の本に軽い気持ちで(自分の能力のようなものを過信して)、手を伸ばし、ものすごい勢いで討ち死にしたことがないでもないんですが、この本を読みながら思い出していたというか、ちょっと似てる。ただ、こち…
伊勢神宮の祭神が主にアマテラスで、まあ最初の夫婦の旦那のほうの禊で生まれた一番高貴な女神なんですが、この同時に生まれた弟がスサノオ(あの暴れて姉が天の岩戸に閉じこもったやつ)で、この追放されたスサノオの子孫が大国主。で、この大国主が出雲大…
鎌倉新仏教の誕生―勧進・穢れ・破戒の中世 (講談社現代新書) 作者: 松尾剛次 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1995/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 大雑把に鎌倉時代において国家管理下にあった僧侶の中から流れを外れた「黒衣の僧侶…
とりあえず稲荷がもともと「伊奈利」と書かれていたというところまではわかったもののそれが本当は「うなる」であって、つまり白鳥信仰のことなんだよ! と言われた部分に関してはわかりませんでした、イとウの音が交代しやすいのだとしてもわからない。ただ…
ペンブックス4 神社とは何か? お寺とは何か? (Pen BOOKS) 作者: ペン編集部,武光誠 出版社/メーカー: CCCメディアハウス 発売日: 2009/09/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 5人 クリック: 54回 この商品を含むブログ (6件) を見る 神社とお寺での…
多分熊野三山と呼ぶのが一番妥当なんだと思うんですがここ(昔熊野古道に惹かれて本を読んだことがありますが挫折!)(ここで語られてる参道の類だと思うんですが、しかしこれ、どこからどこにつながっている道なのか)、まず熊野速玉大社と熊野那智大社、…
日本の神々 (岩波新書) 作者: 谷川健一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1999/06/21 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 24回 この商品を含むブログ (11件) を見る 何冊めだったかそろそろ記憶が曖昧になってきたんですが(東京の府中にある大国魂神社の…
神さまと神社―日本人なら知っておきたい八百万の世界 (祥伝社新書 (035)) 作者: 井上宏生 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2006/02 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (17件) を見る だんだんなんのために神社の本を読んでいる…
これだけは知っておきたい神社入門―“神社・神さまの系譜・ご利益・参拝の常識”丸わかり (洋泉社MOOK) 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2007/06 メディア: ムック この商品を含むブログ (1件) を見る ちょっとしたきっかけから何冊か神社関係の本を読んでい…
日本の神々 (中公新書 (372)) 作者: 松前健 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1974/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 時々アマテラス神のことを「もとは男だった」ということを言ってる人を見掛けることがあるんですが(太陽神は…
日本人なら知っておきたい神道 作者: 武光誠 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2003/06/21 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 46回 この商品を含むブログ (29件) を見る ちょっと地元の神社に行ったことで興味が出まして、この一つ前に読んだのが「…
日本の神様と神社-神話と歴史の謎を解く (講談社プラスアルファ文庫) 作者: 恵美嘉樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/11/19 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (3件) を見る ほぼ同じテーマの同著者さんの「全国「一の宮…