『死者の謎掛け』#4 ドラキュラ発見

ブラム・ストーカー−Wikipedia
なにが問題ってどうも私のほうが詳しいらしい、ということが一番なのではないのかと思うのですが。映画版とルーマニア以外に関してはほぼ既知のことで、死体の膨張(ガスの放出の瞬間の「叫び声」だけは知りませんでしたが)その他、死後に起ること。
狂犬病が目がらんらんと輝く等々の症状まで知っていて。
その上、私特に“吸血鬼”が好きというわけでもないので...orz
ちょっとでも興味がある日本のオタク連中はこのくらい知っているという、そんな恐ろしい結論になるわけですよ。自国の“妖怪”なら微笑ましいけど、他国のオカルトも興味津々っていらないところで我が国の深部を垣間見てしまった気分です。。。


なんでも、死体に付く昆虫、の専門学者さまだそうで。
世界で有数というより、世界で詳しい方が少ないのかな、というのが正直なところですが、どうも今回はそれが生かされたかというとそんな気はせず。どころか、ルーマニア訪問の初日以降はずっと伝説と小説の影響を追いかけっ放し。
ルーマニアにウラド・ツペシェ、という実在の「ドラキュラ」と呼ばれた君主がおりまして、これが当地の言葉で悪魔の意味。そして別個に“吸血を行う死者”の伝説が存在、それを小説は合成したものではないのかと言われています。約100年前なのだとか。
で、現在のルーマニアはそれを利用した遊園地を計画中。
ちょっと待てや、という方と、知られるきっかけになればという方がいるそうです。
つまりまあ、人間に掛かっちゃあ吸血鬼も形無しという話だったんでしょうか。