『死者の謎掛け』#7 死体の伝記

あちらの言葉で「ボディ・ファーム」、邦訳しての「死体農場」という言葉ほどのインパクトはないような気もしますが、不謹慎と怒られるかもしれませんけど、なんかこう、建設的な印象が出てくるような気もするんですよね(>関係記事)。
自分が、果実としてそこに置かれている、と考えるのは不可能じゃないなぁ。
えー、初期は身元不明死体を使って、とある時期以降は主に検体によって“様々な状況における死体の腐敗状況”を調べる研究所。ちなみに私、多分ですが3101号さん見たことがあります、黒ずんで膨らんでいる状態の写真ですが。
(#9では復顔に使われておられました、大活躍だなぁ。)


とある時期というのは、監察医モノの小説「死体農場」が売れてから。
あと、虫が集る時期や成長状態によって死体の放置時間がわかる、というのは米ドラマ『CSI』で聞きました、すみません、不謹慎てわけではないのですがすみません。


気温×日数によって概ねの腐敗段階が数値化できる、ということに驚き。
そうなるとあとは人種と湿度、集る虫の種類にも違いが出てくるのかしら、という興味がすぐに涌いて出てくるものの、私には死体に向き合う勇気がありません。ほ、骨ならなんとかと思うけどミイラから肉を洗浄して白骨化させるのも研究員のお仕事ですね...orz
博士はなんでも112年ほど死亡推定日時を誤まってしまわれ。
そのことのリベンジにこの研究所を作られたそうなのですが、その研究がどのように広まり、展開を見せていったのか、というのは主に#9にて。
コンクリートは重そうなので埋められるのがいいかしら(ぇ。