「アクロイド殺し」エルキュール・ポアロ3、アガサ・クリスティ

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


基本的にポアロさんと言えば相方はヘイスティングさんですが、相方というか助手というか、、、愛玩動物?(いくらなんでも言いすぎです)(ポアロさんに対して)
早くも3冊めで助手が違うというか、いや、この本の彼はまあ助手と表現して構わないと思うんですが、一体どういうわけなのかヘイスティングさんをひどく恋しがってました。彼らの関係はよくわかりません、なんせ彼、嫁の選定にまで口を突っ込んでたしな。


なんか探偵として隠居して、カボチャを育ててるそうです。
それで出来上がったカボチャに当り散らしてました、退屈なんでしょうか。


そしてこの本は一部地域でとても有名です、具体的に言うと「この犯人はありなのか?!」という喧々諤々の議論が交わされるそーなのですが、私は個人的にどうでも良いです。とゆーか、事件が起こった直後に「あ、」と思っちゃったんで、なにに騒いでるかにいまいち賛同出来ませぬ。
一言で言うと、推理小説を読むのにメモを取るタイプの方は、百年掛かって犯人がわかるかわからないかというレベルだと思います。これ以上言うとネタバレになるので言えませんが、とある人の空白となってる時間が不自然だと思わないんだろーかと。


この話は仮隠居中のポアロさんがたまーに顔を出し、普段と違う記述者の人の記録を頼りに犯人を捜すことになるわけなのですが。とにかく皆怪しすぎるというか、犯行時間前後に一斉に隠し事しないで欲しいものです。
一番展開を素直に驚いていたのは犯人だと思います、あと私(と同タイプ)。