『マリン・マシーン』#8 レスキュー

荒海に飛び出して行く専用の救助船はなんでも時速55km、転覆しても8秒で起き上がり、水に濡れることもない特別な服を身に着けた隊員たちはフックで身体の一部を船に括りつけていてたとえ転覆しても大丈夫なのだという、アメリカの沿岸救助隊(所属どこなんだろうね? 軍なのか警察に近いのか、独立組織かな)。
大抵どこにでも出かけて行くよ! と頼もしいのですが、さすがに海上油田は陸からの離れっぷりがすざましなかなか駆けつけられないもので、そもそも作業員は全員漏れなく緊急時の訓練を受けるそうですよ。
つっても、なにも自力で陸まで戻れとか、対処しろ、というものではなく、海の上で漂っている時間が「他より長いことを覚悟、逃げるのは自力で」ということが基本。油田の場合は炎上事故というパターンもあるのでその場合の逃げ方も。
まず航空機がやってきて状況を確認、救助の用具を投げ込み、出足が遅いものの行動の自由度が高いヘリと、船が追っ付けやってきて実際の救出が行なわれるとか。
ヘリによって急病人を運ぶ、というパターンも紹介されてました、救助隊員の虫垂炎


パワーボートの大会で常に船に付き添うヘリ、“第一の天使”(というかあのあだ名はむしろヘリの操縦者に単独に与えられとんのかい、ヘリじゃなく?!)。
事故にあって亡くなったジェントリーさんって、スピードの回にも出てきた記録に残る高速船作った富豪じゃん。なんでも彼の事故以来、対策を整えているそうな。
最後に出てきたのは世界最大の病院船“コンフォート”、すっっごい格好良かったんですが、十字マーク付いててアメリカ国籍、あれ、なんの船なんでしょうか。
施設の整った移動可能な病院で、なにかことが起こると世界中を移動するのだとか。