『アマゾンを行く』#1 水の楽園

アマゾン川−Wikipedia
まあ世界一の規模と水量を誇る川ですが(日本人はわかりやすいデータを伴うもの好きだよね)、おのれは季節が雨季と乾季しかねぇんかい、とか言っても仕方がない気もしますが、乾季のとある時期には川がところどころ干からびその残った水場に魚が追い込まれ。
もっと乾燥してくると乾いて草原になってしまい。
雨季になるとまた一転、川底に沈んでしまうっていうか雨季が進むと森までほとんど沈んでるんだけど(魚が木の実をジャンプして食ってるよ!)、なんともまあ、豪快というか際限のない川、というかなんかここだけ川とは分類別けたほうがいいんでないのというくらいに桁違いですねぇ、もともと海水で生きていたはずの生物まで取り残された結果淡水での生活に対応、イルカも二種類いるし8mにもなるマナティもいるし。
ピラニアもいるし、カワウソもいるしカイマンもいるし(ワニの親戚、よく見たらまだカワウソと変わらん体格してやんの)(爬虫類はサイズの制限ないから長生きしてるとどんどん大きくなる仕組み)、アジサシが仲間を追い払っているうちにピラニアに引きずり込まれて食われてしまう生態サイクルという。
さすがにこれだけの種類が近くで暮らす場所もちょっと珍しいそうな。


鳥を食う魚は確かに他で聞いたことない、、、いや、自力でジャンプして木の実を取る魚も聞きませんが、それにしても森は水没しても大丈夫なんですかね? 根が水没しても成長が出来る木の総称がそもそも“マングローブ”というそうなのですがその類かしら。
しかしまあ、「たーんとお食べ」と木の実がふくよかな実を付け種を運ばせ、電気うなぎは身体に発電のシステムを持っているって、誰が生き物作ったのっていつも思います。