『マイクロ・キラーズ』#2 脅威の殺人ウイルス:インフルエンザ

インフルエンザ−Wikipedia
人間としてぎりぎりの範囲までざっくり言いますと、潜伏期間がほとんどない致死率が馬鹿高い感染症なんてその近辺で患者が死に絶えて「終了」なんですよね。ウイルスなんて所詮単体では全く生態機能なんてないもん、生き伸びらんないの。
あと、ウイルスは体内にあればあるほど変異しますが、この場合、よーっぽど毒性が低くないと無理、というのはわかっていただけると思います、死ぬか治療しちゃうよね。
んでまあ、問題になりますのは人間には毒だけど豚や鳥には無害で共存するパターンとか、変異してすぐに人間に感染するとか、そんなところでしょうか。同固体が狭い空間でうろちょろしてると人間でもウイルス変化さすよー、刑務所とか戦場とか。
それと感染の方法ね、接触感染とか血液感染とか空気感染とかあります。細菌ならともかく、ウイルスは本当に弱いのですわ、感染力は強い分(免疫機能は基本利きません、生物とは違います、身体がない、情報だけ)(免疫に情報があると排除出来ます)。


なので、潜伏期間がそこそこあり、接触感染もしくは飛沫による空気感染。
というものが毎年のパターンとして広まっているわけですが、昔と違って今は飛行機があるしねぇ。世界を飛び回るビジネスマンも少なくない。とはいえ、このパターンにプラス強い毒性、もしくは人間の免疫機能が対処しきれないほどのウイルスの変異が毎年起こるかというとそうでもなく、そういう兼ね合いでもって世界は平和なわけですね。
短期発祥のウイルスとか毒性の強いウイルスってアジア圏で時々見つかるけど、あんまり広がらないでしょ? あれがその逆パターン、広い感染はしにくいわけです。
抗ウイルス剤もどっちかというと医療関係者用だし、頑張れ(人事じゃねぇ)。