『禁断の聖書』#1 テンプル騎士団

テンプル騎士団−Wikipedia
テンプル騎士団というのは十字軍がエルサレムを陥落した後、一人の修道士が言い出して作られることになったのだという巡礼者たちを守るための騎士団、最初に与えられた本拠地がイスラエル(要するに後のユダヤ教)のソロモン王の神殿跡であったことから神殿騎士団、とどのつまり日本で知られている“テンプル騎士団”と呼称されるようになったらしく。
その後、着々と勢力を伸ばし続け、最期は肥大化しすぎて財産を狙われ。
その方法として異端審問を使われた、というわりとキリスト教らしい話です(待て)。


えーと、史実としては解散150年後のロスリン聖堂と、“死海文書”と共に見付かった地図の所在地に行ってみたところ、十字軍の痕跡があったよ。というところで全部?
あ、いえいえ、すみません、騎士団が捕縛された後、フランス王が期待していた財産のかなりの部分が消え去っていたというのもあるんだった。でもそれ、最初の元手がなんであっても、金融業がキリスト教の元で禁止されていたせいで有利にことが運べたのであってもほとんど騎士団当人らが稼いだんだよねぇ、なんかどっから突っ込んでいいんやら。
フランス王のでっち上げ以前に異端審問自体が正直異様じゃないですか。。。
マグダラのマリアだろうが、ヨハネの首だろうが、牛の悪魔像だろうが、拝んだくらいで火炙りにしてんじゃねぇよ! というのをこの地域に言っても無駄なんですけどね。
“バフォメット”が暗号で示されたソフィア=マグダラのマリアかもしれないという説はちょっと素敵じゃないかと思います、大概長くエルサレムの地にいすぎて、イスラム教の影響が入ったというのも楽しい想像ですよね、キリスト教が母体じゃなきゃなぁ。
にしても、ベストセラーの名前をそんな何度も連呼してていいのかw