『美の巨人たち』織田有楽斎 国宝茶室/如庵(日本)

織田長益−Wikipedia
(1547−1622.01/24)


特殊な空間認識で作られた茶室を作った建築士。in戦国時代
茶人ってカテゴリでいいのか?! と我ながら思わないでもないんですが、てゆーか番組では思いきりよく建築家の括りで扱われてたんですが(“直線の魔術師”コルビジェさんとこのモデリアーニ兄弟が出てたし)なんかこう、茶人としてはわりと普通のことだったよーです。いや、茶に関することは全部プロデュースするものらしいよ。
てか作ったのは実際茶室なんですけどね、多分庭も手ぇ入れてるよな。
奥が深いんだな茶人(ところで“ちゃじん”でしか変換が出来ないっス)。
客が来る前に庭に打ち水をし、足場の石を磨き、葉を拭くってすごいなー。


織田信長の弟さんと聞いて、あー、弟おったんかい、と思った辺りこの辺の時代とか知りませんねぇ。なにぶんにも信長氏が直系の部下に不意打たれて、特にその後の権力者とバッティングしたということもないので(実際信長いたらどうなってたんだろうな?)。
誰からも疎まれるよーなこともなく、兄の後を継ぐような素振りも見せず。
豊臣、徳川と時代が移り変わる中で適宜立場を変えつつ。
淡々と茶ぁ入れてたようですよ、この人もこの人で肝据わっとんねー。


千利休に茶を習い、その後自らも茶道≪有楽流≫を創設したそーで。
1951年(昭和26年)に茶室「如庵」は国宝に指定されたようです。