『世界遺産』#540 エオリエ諸島(イタリア)

エオリア諸島−Wikipadia


Wiki君の記述に合わせまして表記はエオリア諸島としますが。
シチリア島より北方、ティレニア海南方の島々に付けられた名前だそーです。
正直、聞いてて珍しい気はしないんだけど、世界遺産ってどうしても欧州寄りの価値観だからしゃあないですね。イタリアがやたら多いのもそれっぽいし、ヨーロッパってちょっと、イタリアに対してコンプレックスみたいなとこあるよね。
(日本の欧米コンプレックスみたいな感じのそれ。)


イタリア唯一の自然遺産で、その内訳っつーか主な内容がストロンボリと島の一つと同名のヴルカーノ火山。前者は「ストロンボリ式噴火」という火山の様式の名前を、後者はそのまま英語の火山という単語を生み出したのだそーですよ(もともとはローマ神話の関係らしいっす)。
ストロンボリ式噴火というのは粘度が少ない溶岩(量も少なめ)を天高く吹き上げるのだそーで、粘度が高いと粘っちゃってなかなか噴火しないようですよ。その分量が多くて被害が大きい火山になってしまうそうな。つまり粘着質なわけか。
なんかストロンボリってからっとしたイタリア気質みたいな火山っすねw


もう一つのヴルカーノは1980年に噴火を止めたものの、後になんと活火山だったことが判明。今でも水蒸気を吹いたり硫黄分を含んだ泥を流したり。つまり粘着質ですね。
2000年に自然遺産に登録されました。国内唯一(しつこい)。