『食彩の王国』#181 ケチャップ

ケチャップ−Wikipedia


日本にはケチャップは“文明開化”の後に伝わってきたのかな?
トマトケチャップ=ケチャップというのは、日本に伝えたアメリカも今はほとんどその認識のようなんですが、どうもこれ18世紀にイギリスから伝わってきた時にはそうでもなかったらしく、実際今でもイギリスではキノコのケチャップなんてのが一般的に使われているようです(美味しそうには、見えないかもしれない;)。
そもそもトマトのケチャップも今のようにそのまま食べるようなものでもなく、なんか日本でいうダシみたいなものだったみたいです。
酢と砂糖を加えることによって初めて今の状態になったのだとか。


そしてイギリスにそのケチャップを伝えたのはどこか、というと。
なんか文献を辿るとインドや中国、マレーシアの名前が、そして現地でケチャップと言われるものの原材料を見ると大豆、、、醤油っすか(実際塩辛い醤油にそっくりなのと、甘いのと辛いのと数種類あります)、あと最近ちょっと有名になった魚醤というのもケチャップの分類になるようで。
これが伝わったのは要するに交易してた時代になるわけだから、あー、アメリカに伝わった時期とそんなに開いてないのかな。


醤油がイギリス→アメリカを経由してトマトケチャップになったとは。
日本に伝わってきたところで地球一周してますよ、すげーワールドワイズだよなーww