『世界同時3点ドキュメント』第8回「米中1万キロ・売れ筋商品を急送せよ」

まず、中国に生産委託したアメリカの靴メーカー。
それを請け負った工場。
そしてそれを運ぶ業者、という3点で、工員の腕はいいものの(地域格差が酷くて向上心が強いんですな)中国のライフラインってひでーなー。という内容でした。。
飛行便の予約してたらフライトごとなくなっちゃうってなぁ。


その冬にブーツが流行ることを見越して生産予定を立てていたんですが。
想定していた以上の数が出てしまい、慌てて追加発注、中国の工場では余所の生産ラインから凄腕を一時引き抜いてなんとか期日以前に仕上げるものの、船便では時間が掛かり、コストは高くなるものの飛行機での運送を予定してたんですが、天候悪化でフライト中止。
仕方がないのでもっとコストが掛かりますものの、船便にてアメリカに到着後、鉄道ではなくトラックで運ぶという奥の手まで出しました。


アリメカのわりと標準的な生活してるお嬢さんが、クリスマス商戦のブーツを無邪気に選ぶ光景と、「将来こんなブーツが履ける日が来るのかなぁ」と呟いていた工員の女の子の差がちょっと印象的でした。絶対不可能でもないけど狭い道なんだよね、今はまだ。
つーか、中国国内の工場生産力や注文量の上昇に対応しきれてないって様子ではありましたね。心配してた道の渋滞(あまり道もよくないらしく)はなんとかなったものの、肝心の港での検問で6時間だかのロス、出航予定の日付け越えてました;
(運転手くんはちゃんと時間にかなりの余裕を見てたのになぁ...orz)
それでも期間内に納入できないと罰金を払う契約は絶対ということで、大変だなぁ。