『建築の世紀』キャンパスという名の「理想都市」立教大学(本館・第一食堂、礼拝堂・図書館旧館)

母上が「立教大学って使いにくいのよねー」と番組を見て言い、解説の人は「便利な郊外型キャンパスもいいけどよぅ」と言い返してました(会話してません、てかこんな乱暴な喋り方するわけあるか)、まあ若ければ慣れるって。てか、ある程度難有りってくらいのほうが愛着湧くよーな気もします。
(人格だか精神だかの育成って言ってましたけど、をい。)
便利なのは通りすがりだと確かにいいけど、どこにでもある建物とか飽きるよな。


明治7年(1874年)、アメリカの宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が国で寄付を募って建てたっちゅー私立大学です。主にこの回で取り上げられていたのはもっとも所期に建てられたチューダー・ゴシック様式(イギリス伝来でアメリカでは20世紀に流行ったそうな)の建物群。
中央の八角形の塔には現在では唯一、分銅で動いてる現役の時計があるのだとか。
設計はマーフィ・アンド・ダナ建築事務所で、施工は清水組(現清水建築)。


本館、食堂、礼拝堂に元図書館。
今ではすっかりツタも絡まっている東京駅と並ぶ代表的な赤レンガ作り。
1918年に建てられたチャペルはなんでも聖公会、という流れを組む人らが造ったため、装飾を廃するプロテスタント寄りの派であるのにカソリックのような装飾があるのだとか(と言われても全体的に知らないんだけどw むしろ勉強になりました)。
聖公会−Wikipedia
そーいや、最新の耐震加工を施されたのだそうで(そっか古いからなぁ)。