『美の巨人たち』鶴岡政男「重い手」(日本)

鶴岡政男−Wikipedia
(1907−1979)


、、、ネット上で生没年月日が確認出来ません、一個あったと思ったら娘さんでした。まあ紙媒体に頼ればどうということもないと思いますが。そしてWiki君の項目も未完成っつーか本文一行です。


一言で言うと、元気なじーちゃんだったみたいです。昭和40年生まれで戦後、渋谷にヒッピーがいる(いつだ一体)頃に一緒になって遊んでいたというので、もはや家族も泣くようなご年齢ではなかったでしょう。下手すりゃボケるよりマシというご年齢なのにすげぇバイタリティ。戦前から絵描きでしたが画家仲間はほとんど戦争で亡くし。
自分は絵を一枚残らず空襲で焼かれ。
家族を抱え魚を釣り、饅頭を作って売って生計を立て。
自分は寝る時間を削っての絵画、画家仲間から絵の具の捨てる前のチューブを貰い、書き上げた絵でコンテスト入選とかすざましい。圧し掛かる手が重いのか、てめぇの手が重いのか。それともまあ両方ということなのか。


「ボタンから取れちゃったんだよ鶴さんが」とボタンたちに言われてましたが(今回の演出、可愛いww)、なんかタガでも外れたよーな生活をしてたそうですよ。多分、まともに生活出来るよーになってから死ぬまでずうっと。
反逆してたっていうんですが見るからに確かにそうですが、なににでしょうね。