「マダガスカル」目で見る世界の国々7、M・M・ロジャース

マダガスカルはアフリカ大陸の右、もとい東(日本が極東だからこっちが東ー、とか見当付けるのは止めましょう、位置によっては本気で間違えるし)。オーストラリア以下が島、という定義の中で世界第4位の島国で。
南極なんかも島って考えると世界的に考えても島国としてはかなり大きいよなぁ。
かつてアフリカから分化したのではないか、と言われていて、動植物なども共通する部分と独自に進化した分、アフリカ大陸で絶滅してマダガスカルだけに残るもの、などと大変に多彩で欧米系の自然系番組だと超常連w(日本でもわりと見るよね)


で、ぶっちゃけて人種の構成がよくわからなかったんですが、かつてマレー系が長期に渡って流入して、イスラム教と共にアラブ人がどかどか乗り込んで、現在はイスラム教は衰退気味、というところまではわかったんですが、イスラム教のみが本拠地から離れて影響が薄くなったのかそれともアラブ人がまたどこかに行ってしまったのか。
とりあえずまあ、近代になってフランス人がのこのことやって来て、イギリス人その他ぽちぽち欧州の国もいた模様ですが概ねいくつかの変遷を経て一応曲がりなりにもフランスの影響を維持、フランスと関わった国ってだいたいそうなんですが、いわゆるフランス人移民ってのがほとんど国の外にいないので(例外としてはカナダくらいかな?)、現在もほぼ民族的にはかつての構成のまま、あまり仲良くはなく、ただし、領土が広いので適当に分散しつつ暮らしてはいるようです。
職人的民族とか農耕に励む民族がいくつかとかあんまり詳しくはなかったかなぁ。
人口の増加が農作物の増産を上回り、そんな理由で貿易赤字が出ている分、ちょっと大変そうではありましたが、まあ、全体的にさらっとした感じの内容だったかな。