『世界遺産』#556 古都アユタヤ(タイ)

アユタヤ歴史公園−Wikipedia


イギリスなんて目じゃねぇぜ、と言われたほど栄えたのだという古代王朝の遺跡。
タイっちゃあ地理的に小乗、、じゃなくて上座仏教、自分のことは自分で救おうねってあれですね(仏陀さんも基本的に言ってたのはこういうことだったらしく)。


なので、大学も出て、もうすぐ就職間近な青年がなぜ!
というような時期に出家することもありえるんですね、いやちょっと、一ヶ月限定なら先に言ってよ、戸籍(あれ? 日本だけだよな、住民票かな?)すら別の扱いになるとのことでちょっと無駄にびびってしまいましたがな...orz
古代アユタヤ王朝からの由緒正しい仏教王国で、今も国民には宗教の自由を認めているものの、国王に関してだけは仏教徒であるべしという規定があるそうな。というか、宗教の自由を認めるってのも一種初期仏教らしくあるよな(自立した精神は自分の弟子と同じように認めるようにって仏陀さんが言ってくらいだし)。とはいえ、あそこまでがっつりと生活に密着してると人生一大転機くらいの決心はいりそうですがw
期間限定の出家もわりと珍しくないというか、大人になる通過儀礼みたいなものらしいっすね、仏教寺院もばっちり生きてるし、出家は最高の功徳、功徳を積んだだけ来世で幸せになれるんだよ、出家したら親も最高の功徳が積めるからすごく親孝行なんだよ。
ということらしいですよ、お坊さんにあげる食べ物も功徳になるらしい。
戦争に敗れアユタヤ王朝が滅んでもタイ王朝へと伝統は受け継がれ、最近は遺跡も復活の兆しもあるらしく。1999年、文化遺産として登録されました。