『スーパーストームの真実』1)巨大嵐の進路を変えろ

ハリケーンの真ん中に目ってのがまずありまして、その周囲に目の壁。
そしてその目の壁の周囲に、水蒸気を多く含んだ非常に低音の層がありますわけで、そこにヨウ化銀、という雪の核になるための物質を投入しようというのが現実にもありました計画要素(全ての雲は雪から出来てます、雨は雪が溶けたものですヨ)。


そうするとその層が凍り。
どうもこう、どこぞの中間説明者はそれによってハリケーンに影響を与えると信じてはったようですがまだ早い、凍ることによって熱を発散(そうなんだよ、理屈わかんないけどそう言われてるんだよ)し、目の壁の周囲にさらに高エネルギーの壁を人為的に作りましょうというのがその目的。
その“人為壁”によって目の壁を圧迫しましょうよ〜、というのが目的。
上手く行くと目の壁のエネルギーそのものが外側の人為壁に吸収され、すごく簡単に言うと目の壁が「大きく」なります。大きくなると破壊力が落ちるのですわ、というかハリケーンが消えるのは大きくなっていった結果だったりするわけです。
で、まあ、失敗要因は(現実では数回目の実験であって計画が中止になった件ですね)はドラマの2話に任せるとしましょうか。


あと、炭素の粒を大気中に撒き、一時的に太陽光を吸収させることで温度を上げ低気圧を発生させ、ハリケーンの進路を大陸から逸らせるという理論も紹介されてましたがこちらはまだ実験前だそうで(低気温が進路に影響与えるのは事実、つーか日本付近でぐにゃぐにゃ曲がるのはそれでか)。