『食彩の王国』#195sp ベトナム縦断〜いのちのコメ紀行〜

ベトナム料理−Wikipedia


とにかく米、米、米という番組だったのですが、実際向こうでは日本と食べられ方が全然違いますが立派な主食で。そういえば米不足の時にお隣のタイからもらったお米を余らせて激怒されたという話が有名ですが、なんで文化の差異をさっぱりと無視したのか。
雨の多い、あまり水捌けのよくない土地でもって。
とにかく水のいる米を作るのには最適の土地、あちらの方はそのまま炊いて食べるということがなくて「野菜」という認識に近いんですが、野菜もしくは小麦粉ってほうが感覚的に近いんじゃないですかね。挽いて粉にしたり発酵させたりして、ライス・ペーパーにしたりいろんな麺にして食べるというほうが一般的なようで。


あとはスープに入れて食べたり、途中で水を捨てて煮るといったところか。
ライス・ペーパーでもって生春巻きを作り、各種米の麺でもって各地の味を作り。やっぱり米を砕いて作った汁を流し込んでお好み焼きのようにして食べたり。


とにかくまあ、ベトナムの食事は野菜が多く、味が濃いというか辛みが多く。
あとは本当に随所に米が顔を覗かせます、そのまま食べるってのはそんなにないのかなぁ、といった雰囲気ですね。こりゃ“日本米”が輸出されて食べられるわけだ。種類はともかくも、全く用途というか味からして違いそうです。
「米は命」と人々は口々にいい、ベトナム戦争の時もとにかく米だけは作り続けた、そうすれば生きていけるとしがみついていたたのだといいます。