『食彩の王国』#196 芝えび

シバエビ−Wikipedia


語源辞典などを覗いてみても「芝浦で獲れたえび」だから柴えび、というのが一般的というか、妥当なようですが。現在は工業化、埋め立て化が進んでしまって獲れなくなってしまったようです。現在も東京湾以南、台湾くらいまでの間に分布し。
寿命が約1年−1年半、わりと小さなエビで回遊するようですね。
殻が灰色で身が青みがかっていて、茹でるとほんのり桜色。
天ぷらなどにもされるようですが、基本的には掻き揚げとか(どうでもいいけど近くの蕎麦屋は野菜掻き揚げでしたが)、大きいものでも三匹まとめて。


一旦茹でてすり潰してかまぼこの元にもなる白身魚をすり潰したものなども入れ、炒って作るでんぶ(さらにそれを入れて卵焼き、下からガス、上面を炭で炙るというすっごい手間の料理が;)、エビを丸々使ったエビ煎餅なんてのも紹介されていましたっけ。
刺し身で食べることも出来るようですが、基本的に調理用なのかな。
小振りですが味がよく、わりと好まれてはいるようです。
とはいえ、見ている限りでどの料理もどの料理も大変な手間が掛かり、そういえばスーパーなどでもあまり見かけない気がしますが、一般家庭向きではないのかもなぁ。調理法を見ている限り殻を剥き、背綿を取って、という手順はほとんど同じですが。
一匹ずつを調理する手間を考えたらもう少し食べ出がある大きさにしてしまうかも。
(天ぷらってのがまた後始末が手間掛かるしね。)
と、思ったら丸の塩茹でで本日のメニューに(わははw)。