『世界遺産』#565 アイールとテネレの自然保護区(ニジェール)

アイル・テネレ自然保護区−Wikipedia


日本人はわりと“砂漠好き”って少なくないと思うのですが(なにせ年々鳥取砂丘が縮小していくお国柄なので、その厳しさを知れっつっても物理的に無理だよな!)。
なんというかその例に漏れず、ナレーションも素晴らしいしわくわくして見ましたとも。


アイールは花崗岩質の山地、テレネが砂漠。サハラ砂漠の一画をなす地域で。
アフリカ最大の自然保護区認定や、世界遺産登録された関係で追い出されてしまったという遊牧民に絡んで内戦が起こってた(らしい)ってことをさっぱりと番組は省略しくさってくれたわけですが。まあとりあえず現在はなんとか平和に暮らしておられるようです。
1mほど砂を掘ると、場所によっては水が流れている、とのことなんですが、ろ過とかしなくて大丈夫なのかな? という思いと、我々のほうがよっぽど水汚いのかも、という可能性とが頭に過ぎってましたとも(しかし砂で歯槽膿漏が起こるという話は)。
そもそもがオアシス、という砂漠の水場は人工のものの名残りらしく。
自然に水が湧いてくるわけではないんだよ、と言っていたのが初耳でした。
そもそも昔は動植物に溢れ、それが壁画として残り、砂ももともとそこにあったものではなく全て花崗岩が砕け風に流され、少しずつ細かくなっていったもので。
死の土地のイメージにも関らず、わずかの、雨季のほんの短い期間の水を待ちわびる植物も、その草を待ちわびる草食獣もいるわけですよ(確かさすがに肉食獣は少なかったんじゃなかったか)(逃げてこの地にいるってことになるわけだしね)。
1988年自然保護区、1991年に自然遺産、翌年に危機遺産登録されています。