『インドネシア諸島の神秘の動物たち〜進化の歴史〜』#1 トラとカンガルー

インドネシア−Wikipedia
アジア地域から氷河期の浅瀬を伝ってトラが、オーストラリアからはカンガルーがインドネシアの島にそれぞれ渡り、直接出会うことはどうやらなかったようですが(一番海面が低くなった時期にもバリ島とニューギニア島の間に海溝があってね)(しかしなんでいきなり8千m級なんだ、すごいなw)。
この回で扱われていたのはスマトラ島、バリ島とオーストラリア大陸に程近いニューギニア島。スマトラ島には各種リーフモンキー(小型のサル)、“鳴いている間は狩りをしてはならない”と言われているフクロテナガザル、アジルテナガザル、昔は各地にいて現在は他にボルネオにしかいないという絶滅危惧種のオランウータン(有名なのにね;)(97%まで遺伝子が人間と一緒なんだそうです)。シギやアオスジアゲハが渡りの途中で羽根を休め。現地の風習と溶け合い、女性を家長とするイスラム教が語られ。
お隣のバリ島までの間のサンゴ礁、イカ、ヘコアユ、ウミウシと仲の良いエビとミノカサゴ、エビの掘った巣穴で暮らすハゼw(エビいいヤツだなー)
バリ島では盛んな米作りにその祭典、崇められていたものの全滅してしまったトラの話と、ヒンドゥー教寺院でぬくぬくと生きるカニクイザル。


さらに隣のニューギニア島の間の海溝を渡り、オーストラリア側のマンタ(オニイトマキエイ)、マッコウクジラ、アジア側とは違う種類のサンゴ。ニューギニア島では島に残る2万年前からの生活に700種類もの言語、サルもトラもいない変わりにキノボリカンガルーとオーストラリアにもいるヒクイドリ(最大2m)。極楽鳥に小型のキノボリカンガルーにミユビカンガルー、アジアとは打って変わった極彩色の世界ですなw