『インドネシア諸島の神秘の動物たち〜進化の歴史〜』#3 無人島の産物

クラカタウ−Wikipedia
インドネシアは全部で1万3500以上の島、、、って、数を明言してもいいような気がしないでもないんですがw 1927年にもクラカタウの子ども“アタク・クラカタウ”という火山島が出現し、現在進行形で標高を上げているそうですよ。
そもそもクラカタウの説明が難しかったんですが、一帯の火山活動のことなのかな?
ここの動物たちは変わりゆく特異な環境により独自の進化を遂げており、種類が多いのもそのせいだとか、反面どうもあまり一つの環境に特化してしまうと再度環境が変わった時に適応しきれないこともあり。極楽鳥の一種フカミノフウチョウやカンムリシロムクなどが典型例で、バタンインコは自分のクチバシに合わない食べ物でも根気よく食べて複数の島で順調に増えているらしいですが、インコは器用だしね。
お馴染みの絶滅危惧種、オランウータンはそういう問題ではないでしょうが。
上手くいっている例だとオオコウモリからフルーツコウモリまでの様々なサイズのいるコウモリとか(コイヌガオフルーツコウモリってw)、イチジクの種類ごとにイチジクバチが存在とか、コモドオオトカゲの唾液の細菌(噛んで相手を痺れさせます)、も適応進化かな? そもそも小さなトカゲから、捕食動物になったのは確実に進化でしょうね、時速18キロのトカゲww あと、スマトラとボルネオのゾウは泳ぐのか、逞しいなー。


他に、スパイス諸島とも呼ばれるバンダ諸島の西洋人と取り合いをしたのだという当時唯一だったナツメグの話や、水辺に適応したカニクイザル、海にサンゴ礁ができると様々な生き物が繁栄し、その数およそ3千種。そこで出てきたアゴのごつい魚ゴマモンガラ(カワハギの仲間だとか)はなんでも体長が75cmもあるのだとか。