『爆問学問』#21 上田泰己(システム生物学)

“「体内時計」はいま何時?”てのは25時間周期なのだとか、朝日を浴びると夜眠れるようになるのだとか、えーと、寿命(細胞の)を司ってるってのはまた別か?
まあ、そんなことは最近ぽちぽちと健康情報として聞いてはいたんですが。
各細胞に備わっていて、それが少しずつズレていき、脳の中にある正確な“大本”にアクセスすることで正常に治るってなんじゃそりゃああ?! というのが正直なところです、そもそも民間の時計がなぜそれほど正確ではないかというとそれで用が足りるからですが。
つまり脳の中の時計は高価、それ以外はそれほどでもない、ということなのか。
生物も基本的に使用しない部分は機能しなくなっていく、つまり必要のない機能はリストラして効率化を計ろうとしているのだ、というのは知っておりましたが。
いくらなんでもそこまでシステムナイズされていますとは露知らず。


そしてこの学者さんは、この理論全体になにか光明を投げかけたらしいんですが、えー、文面書いた方(この番組の公式サイトの)理解されてませんよね。いや、原文読んでも多分わからないのでお互い様ですが、蛍の酵素を入れることで光って見えるようにしたんですよー、というのはさすがに問答無用に見ればわかるんですが、メカニズムを説明せい、と言われたら逃げるしかありません、てか、本来ならば“体内時計”に一日掛かっていた観測を「一度で済むようにした」というのは一体全体なんの話をしているんですか。
それはさぞかし研究の精度が変わったでしょう、というのはわかるんですが。
その前後でどんな技術からどんな技術になったのかが見当も付かないという。
(そして今回、そんな話になってなかったよね、無理だって思われたのか;)
太田さんが言うとおり、ハンサムで思慮深く、自分の、責任を果たしてる人かなぁと。