『クローズアップ現代』アフリカ“自立の力”を引き出せ

ミレニアム開発目標(MDGs)とミレニアム・プロジェクト−外務省
どうしても公式ページの番組概要を見ていても内容が思い出せなかったので、個人のブログで扱ってないかな、と思って見てきたんですが、、、アフリカを完全に一つの塊として捉え、次元の違うことを同列として語るところが多勢な気が...orz
基本的にこの回で語られていたのは、国連の提唱した「ミレニアム計画」、貧困層の減少に対しての支援がインフラの整備に廻され、実際に必要なところに届かないことと、500円一口の“援助”ではなく、資金提供によって村の内部で産業を起こすきっかけにしよう、という取り組み。どこかで取り上げられていましたが、イスラム的な考え方で作られたグラミン銀行(無担保融資)が元になっているんでしょうね。
番組の中では資金を元手に鶏を購入、世話の手間はあるものの、基本的に鶏代以外がほとんど元手なしでの卵の販売を行なう女性が紹介されていたのですが、それにしたってどこでも通用するというわけでもないしね、ある意味、周囲があまり変わらないレベルだから可能であってそこから少しずつでも次の“事業”の元手を溜めていかなくてはならない。
家畜はある意味で手っ取り早い収益かもしれないけど、一度で失うものでもあるし。

しかしとはいえ、教育を無料にしても子どもが働き手という現実があり。
無償の援助を行なえばその対象者は生ける屍になり、同じ国の中で一部が富んでいるというのだって、その国の中で比べたら嫌な存在に見えてもそんなこと言い出したら先進国だって立場は同じ、そこで呑気に責めてもただの商売の成功の結果で略奪したわけじゃない。
気候が不安定で水が不足とわかっていても神さまじゃあるまいし、必要量の水の全ては賄えない、稚拙であっても一部であろうと、効果のあることをする以外にあるのかなぁ;