『仕事学のすすめ』唐池恒二「お客様に誠実であれ」#4<<終>> 九州の魅力を売り込め

正直安易と言われようと、デザイナーの水戸岡さんとJR九州の組み合わせってのは面白いんじゃないかと思うんですが、これ、この番組の中では特に言ってなかったけど要するに九州が「自動車が強くて当たり前」の土地なんだそうなんですよね、そもそも。
だからこそこういう方向、非日常色を濃く、むしろ鉄道としてのゆっくりした旅を、というコンセプトそのものは妥当っていうかそうと聞いちゃうとスタンダートだよね。
若干この回そのものはまとまりがなかったように思うんですが、アジアからの観光客の求めているものが「まず日本料理、ショッピング、温泉、自然、で和の文化」と言われてしまうと九州にあるというか、そうか、どこ行きたいじゃなくて結構漠然としてるんだww と笑ってしまうんですが、九州に揃ってると言われると確かにそうですよね。
(そもそも九州って鎖国の時代にも大陸に向けて開いてた土地なんだよね。)
で、各地の特急がそれぞれのコンセプトを持っていて“指宿の玉手箱”が浦島太郎伝説。なのでドアが開く時に煙が出てくるとかw
“あそぼーい”は乗務員さんが遊んでくれるとか、子ども用の座席は向きを変えても窓際になるようにしたとかの徹底振り、他に転用出来るかって言ったら出来ませんけどね。どこでも見習えってんじゃないけど、同じ発想が通じる土地もまだ他にもあるような気もするんですけどね、正直なところ。


で、あと、年に2回、土日に行っているという参加費無料のウォーキング大会。
この話を聞くと、どうも遠ければ遠いほどこのウォーキングに掛ける意気込みが強いらしいので、ああうん、地方って大変だよなぁ、と思えないでもなく。前に話題になった九州新幹線のCMの話をしながら「地元元気ないと駄目だよね」という締め、面白かったw