『野生の楽園』#7 マヌ:ペルーの秘境、熱帯多雨林

熱帯雨林−Wikipedia
南米ペルーの南部、アンデス山脈の東の地、アマゾン川流域でわりとアマゾン川関係はぽちぽちと数を見てきているのですが、雨季になると沈むというのは存じているのですが。
よく考えてみればジャガーしか肉食哺乳類(捕食者)がいない、というよりも、むしろよく棲息出来るよね?! と驚くべきだったような気もしないでもありません、足は速そうですが、泳げるのかなぁ? とはいえ大抵の生物は木の上にいまして、地上にはペッカリー(イノシシの親類)、アグーチ、パカ(しかしげっ歯類)、“川オオカミ”の異名を持つオオカワウソを狙うも群れなので手が出ません。オオカワウソは魚・カニ・ヘビ・鳥と獲り放題、一日に自分の体重の10分の1、4キロ近く食べるそうです。雑食の強みというか、多分ジャガー体格でも負けそう、、、身体のサイズって重要ですもんねぇ。
サル13種類、鳥1000種類、ということを持ち出さなくても鳥の王国ですね。ちなみにホエザル以外のサルはオウギワシの餌食になるそうです、コンゴウインコは草食だけど同じくらいの大きさなので大抵のサルのほうがよほど小さいw
ナマケモノまで獲物ってのはちょっとびっくりしました、でっかいなー。多分そのサイズのせいでしょうか、マミジロミヤヒゲラ(キツツキ系)が同じ木にいても知らん振り、むしろいいボディガードだと思いました。


んで、ホエザルはハキリアリに食料の葉を奪われ、ハキリアリはオオアリクイに食われ、ブラジルナッツ、イチジク、コパイバの木には時期になると鳥やサルが花粉や種子を知らずのうちに運び。ハサミアジサシは砂地が沈むまでの少しの時期に大急ぎで子育てを。
雨季に砂地が沈み、育たなかったヒナは諸共に沈むしかないというシビアな土地だとか。