『野生の楽園』#9 ボルネオ:雲に覆われた島

ボルネオ島−Wikipedia
前にインドネシアの番組、特にスマトラ島のことが扱われている時によくセットとして名前が挙げられていたボルネオ島。ところで場所がどこかよくわかってないんですが、インドネシア・マレーシア・ブルネイが分割統治していることで大雑把な位置を想像してみたいと思います(調べろ)。南シナ海の世界第三位で年間降水量4千ミリの霧の島。
むしろスマトラ島と動物が多く被っているのは繁殖や生育にある程度の広さが必要な動物が、という意味のようです、特にオランウータンはもうこの二島のみだとか。あと、スマトラサイ(世界最小)は名前からしてスマトラにもいたのだろうと思うんですが、これはすでにボルネオのみ。ボルネオゾウも急速な開発に押され気味なのだとか。


トカゲがハンググライダーをするとヘビが空を滑空し(すげぇww)、3百万羽のオビキコウモリが数十万羽ずつ群れをなし、120mの世界最大級の洞窟に“ツバメの巣”で有名なアナツバメ、ゴキブリ、カマドウマ、洞窟から流れ出す水には洞窟内から流れる死骸を食べる淡水ガニ。夜の世界にネズミジカ、ヤマアラシ、ウオクイフクロエ、森は1億年の長さを誇り、プレボストリスに巨木フタバガキ、ドリアン、サイチョウに。海と湿地の混ざり合うマングローブ湿地帯にはその毒性のある葉を好むテナガザル(バクテリアで分解するそうな)、実を好むシルバーラングール(真猿類だろうけど、子どもが金、親が銀、不思議w)、湿地にカニ、片方のハサミのみでかいシオマネキ、泥の上を我が物顔で歩き回る魚類トビハゼ。海はインド洋と太平洋が合流し、サンゴ礁に円陣を組む凶暴なバラクーダ、海カメ、それを捕食するサメにイルカ。
1994年以降、350種の新種が見付かったという、いまだ神秘の島だとか。