『野生の楽園』#10 カカドゥ:オーストラリアの古き野生の地

カカドゥ国立公園−Wikipedia
んー、オーストラリアの北部、先住民族の人たちが「6つの季節がある」と表現したのだという実際変化に富んだ土地だよなぁ。年間降水量が1500ミリでもって4月から11月までが乾季、洪水というより土地が標準的に沈み、別の時期には湿地、別の時期には川を残して乾燥地帯、しまいにゃ雷が落ちての火事の頻発する時期。
そして仕上げのように竜巻が来て様々なものを掃除、、、って毎年か、すごいな!
(そして沈むのも毎年同じところまでとも限らないみたいです、あーあ;)
というか、鳥も少なくなかったみたいですが、哺乳類が60種類と断りがあるところを見ると哺乳類の目立つ土地なのかなぁ(鳥類や昆虫なんかより種類は少ないよね)、カンガルーにディンゴ、ポッサム、ボクシングで仲間の順列を決めるワラビー。
オオコモウリにウスクロネズミ。太古の生き残りと呼ばれるイリエワニ、エリマキトカゲ(懐かしいw)、アオジタトカゲ、ミズニシキヘビ。ハスの湿地に棲む一夫二妻制のカササギガン(ハーレムならたまに聞きますが珍しいなー、卵を産む時や危険が多い土地なので育てるのも有利みたいです)、わりとお馴染みの水辺の鳥類、アジサシ、ヘラサギ、シロサギ、シロハラウミワシ(ウミウシって書いた過去が、すみません...orz)。湿地といえばトビハゼも。


水底に沈む時期には水で昆虫を落として食べるテッポウウオ、1mもあるバラマンディがワニの子どもを狙っていたら成体のワニに食われてしまう、というようなハプニングも。
ワニはこう、成体になるとほぼ敵なしの最強の捕食動物なんですが子ワニのうちは捕食される側、カササギガンのほうが子育ての効率よっぽどいいんだよ、とも言われてましたが、それこそが自然のバランスなんだろうなぁ。