『ブラタモリ』SEASON3 #15 江戸の運河 後編、江戸の水運から平成の物流へ

もともと出島にぽーんと存在していたという変わった立地だった富岡八幡宮の周囲が埋め立てられて深川という土地になり、そこに元埋立地である関係上運河が自在に走り、まず木場として使われて(木材の加工とか保存などまで一気に行う場所ですね、水に付けておくと割れないし扱いも楽なんだってさ)、それが移転したのちは、隅田川を挟んで日本橋、さらにその向こうに江戸城が存在するという好立地のために物流の拠点に。
かつてこの辺りにいた水揚げの従事者だったのか250kgくらいを持ち上げたよ、という伝説がある人物の版画なども上の神社には残っているそうなのですが。
そういや深川って深川芸者とかでも聞きますけど、これもその関係なのかなぁ。
あと、ここにあった木場が移ったのってひょっとして“新木場”だったり?
(なんで移転したのかというと多分、もっと外側に埋立地が出来て木場としての利便性が下がったからかな、と思うんですがどうなんだろう。)
今でも佐賀町って地名があるらしいんですが、佐賀の港に似ていたからだとか。
かつての運河は今も一部はそのままの形で残っているものの、埋め立てられて公園になったり、首都高速になったところなどはその名も深川線と言うらしいんですがちょうど運河の角度を今も残していて、ちょっと正直滾りました、これはすごいw


そして今も江東区にあるという日本郵便の日本最大の支店? 拠点? 郵便物と宅配便が一度に集められているという配送センターをそのまま覗きに行ったんですが、あれもやっぱり場所がなかったからなのかなぁ、とぼんやりと。
そういえば、周囲に佐川急便とかクロネコヤマトとかの民間の配送センターもあるんだ。
個人的にはトラックより水運や鉄道じゃあ駄目なのかな、と思ってしまうんですが。