『野生の楽園』#12 キャニオンランズ:アメリカ西部の荒れた大地

キャニオンランズ国立公園−Wikipedia
冒頭辺りで乾いた砂漠と岩石を水が作った矛盾の地、と言っているのですが、要するに水の浸食によって不毛の地が表に出てきてるってことですよね?(植物が生えやすい層とそうでもない層があってね、土地によっては問答無用だけど)
3万2000年前から今の地形が形成され始めて現在進行形、今も水が大峡谷を作り出すべくこつこつと地面を削っているそうなのですが。その周囲にのみコケ、シダ、オダマキ、ランがあるってことは水分が多い土地って意味かな? 確か。
この地にいるのはピューマ、ミュールジカ、捕食者のあとを付回すワタリガラス、広い縄張りなんでも食べるボブキャット、マガモプレーリードッグに彼らを穴ごと引きずり出そうとする夜行性のアメリカアナグマ(脱出口から逃げられました、心得とるw)。
“キラーマウス”とも呼ばれる下手すると自分の子すら食べてしまうことがあるのだというバッタマウス、自分の身体以下はほぼなんでも守備範囲みたいですね、サソリへの耐性もあるのでぺろっと食べてしまうみたい、あと、甲虫って番組では呼ばれてたんですが、もうちょっと種類細かいよね、あんまり昆虫の細分は拘らないのかな?
日没後に咲く真っ白い花、マツヨイグサ。その蜜を吸いに来るスズメガ。恐ろしい毒、威嚇音を立てるガラガラヘビ、好奇心の強いコヨーテ(猫科って基本的にそうなのかも)。


土地で最大のイヌワシに、非常に特異な生態、自分たちの身体の中に蜜を溜め込む役がいるミツツボアリ(基本的に皆溜め込めるみたいだよね、女王アリにも口移ししてたし)、せっせと働きアリが彼らの元に非常用の食料を運んでいましたり。雨は基本的に少ないみたいなんですが、降る時は爆発的、土地の動物たちは一時休戦で和むそうな。