『野生の楽園』#14 カムチャッカ:シベリアの氷の半島

カムチャツカ半島−Wikipedia
ユーラシア大陸からにょっきりと突き出た結果的にロシア東端(なの?)、日本より広いのだというカムチャッカ半島、ベーリング海の荒波に晒され、数百万のベニザケが毎冬のように自分の生まれた川を昇り。環太平洋造山帯の端っこに乗っているので、間欠泉なども湧いて出るのだとか(ヒグマが温泉の周囲の植物食べに行くんだってー)。
乾季も特にないみたいだし、それこそベニザケもそこまで行くと土地にまで滋養を与えるし、ラッコがいるということは寒流で栄養のある海だよな。寒い土地だけどなんかずいぶん恵まれているっぽいなー、他に最大の猛禽類であるオオワシ(2mww)、ビッグホーン、海岸には出産のために上陸するキタオットセイ、生まれてすぐに置き去りにされるために死んでしまうことも多い彼らを食べて暮らすホッキョクギツネ、海の中には豊かな海で一日に200キロもの餌を食べるシャチや、彼らに捕食されるアザラシ。


空には健脚で歩くのが得意で飛ぶのが苦手、海でこそ本領を発揮するエトピリカ
この鳥、この番組内では紹介されてませんでしたがカラーリングがペンギンとよく似ているのでちょっと飛んでいる時楽しいです。大層な漁の名手なのでミツユビカモメなどがまとわりついてよく餌を横取りしようと目論んでいるそうな。
(確かに、水面をすくうんじゃなくてがっつりと泳ぐ鳥は少ない気がw)
他に、オオワシの巣からヒナに与えられた餌を奪い取ろうとするカラス。
あ、そっか日本とも近いんですよね、傍から見てる限りではほぼ日本のカラスと種類が近いんじゃないかな? んでやっぱりこの地の最大の豊かさの証は冬ごとに溯上してくるベニザケの群れでしょうか。捕食関係は厳しいものの、やはり余裕のある印象だなぁ。