『仕事学のすすめ』安藤忠雄「自ら仕事を創造せよ」#1 思いの強さが人を動かす

番組紹介のところに“表参道ヒルズ”の建築家とあったので楽しみにしていたのですが、ええあれ、地下3階から地上3階までがスロープで延々と連なって全ての階が吹き抜けになっているというかなり特殊な構造になってまして、どういう立場でかは内緒ですが、あれを延々と下りたり昇ったりしたのがちょっとした思い出です、嫌いじゃないですよww


で、初っ端から作ったという個人宅が施工主さんの意向とはいえ当時は珍しいコンクリート建築打ちっぱなし、って、正直個人宅だからか正確な年代が述べられてなかったんですけどいつくらいなのかしら、もとの土地が狭く(確かにあの長方形の土地に日本建築が無理なところまでは納得)スペースを取るために、という説明はされていたのですが。
広さが欲しかったのなら吹き抜けいらんのでは、というのは素人考えでしょうか。
3階までの吹き抜けがあって家の中に中庭、家の中で移動するのに一旦傘がいるというとんでもない動線なのだそうですが、それで35年てのは住むほうも根性がw
あと、“光の教会”はあれ、壁の十字の切れ目から差し込む光はとても素晴らしいと思いますし、入り口の辺りがくるっと回り込む形になっていて扉が存在しないというのが開放感と居住性を兼ね備えているとは思うんですが。
なんで天井作るお金と床材を選ぶ余裕がなくなったのか聞いていいかな?!!
というのが正直大変に気になるところです、ぶっちゃけ壁とガラスを継ぐのって強度のこと考えるとそんな簡単ではないですよね…(壁ガラス壁、の順です)。
この時に建築会社の方が無料施工を申し出てくれて、サブタイトルの「思いの強さ」ということになったようなのですが、安藤さん自身のせいだと思えてならないww
この時の建築会社はあとで是非報われていて欲しいのですが、なんか変な心配できた!