『野生の楽園』#19 タスマニア:原始の楽園

タスマニアデビル−Wikipedia
正直、いろんな肉食獣や猛禽類を見てきたんですが、、、まさにタスマニアデビルの名前に相応しい、子どもの頃は可愛いながら20頭生んだ子どもは数頭しか生き残らず(メスも生存競争に残ったんだよね、あれ;)、育ってきても母親の背に乗って振り落とされ、親から獲物を奪い兄弟でさらに乱闘、メスから行なう求愛は戦闘の形で三日三晩...orz
オーストラリアから1万2千年ほど前に分離した南に240キロの位置にある大き目の島、大西洋とインド洋の海流がぶつかる関係で湿気が流れ込み、ほぼ全土が熱帯多雨林。厳しい生存競争が、と言いたいところですが大型の捕食獣もいないし(タスマニアデビルが一応最大)、草食だと1mほどのウォンバットかな? ところで逆にザリガニが1m、60年ほど生きると聞いて死ぬほどビビりましたよ、日本に連れてきたら妖怪扱いだよ!
アリやシロアリを食べるハリモグラ、ネズミカンガルー、ヤブワラビー、オオフクロネコ、カモノハシ、カンガルーはちょっと強いですが(でも草食だったよね)、と中型生物が多く、アオジタトカゲにタイガースネークも雑食だけど毒ないよな?


鳥はシロハラウミワシ、ミズナギドリ、カツオドリ、ハジロアホウドリ、と渡りの海鳥。海の中にはジャイアントケルプ(おお、海の熱帯多雨林だ、生物の温床)に海流のぶつかる豊かな海で、ウィーディー・シー・ドラゴンにリーフ・シー・ドラゴン、タツノオトシゴってってカラフルで愉快な形のものらが跋扈し。コウイカ、アンコウ、ブルー・デビル・フィッシュ、テンジキザメ、とやっぱり多少の捕食者がいるものの強くはない。
クッション植物にタコノキ、ボタングラス、と植生もやっぱり豊かで独特w
海も地上も、恵まれた土地だから余裕があるのかなぁ(タスマニアデビル除く)。