『地球の鼓動』#4

まあ正直、遠くからわらわらと湧いてでも来るような小さなサバンナ・モンキーを撃ち殺すことは出来ても、孤児になった小ザルを抱え込んでご満悦なメスを見て殺し続けられるかというとかなり厳しい気がします。つーか、可愛いなぁおい!
(そしてあの可愛らしさがあった時点でかなり有利だったかと思います。)
南アフリカのみならず、サハラ砂漠以南の土地に満遍なく見られるというサバンナ・モンキーなのですが地域によっては数が激減、農作物を荒らす、という理由でもって駆除が認められているのですが、この保護運動は押し付けがない感じでちょっと良かったです。
ちゃんとフォローしてるし、あくまで自由意志尊重だったしね。
ただ、その話と対比するとちょっと嫌な気分になってしまったのが“ハワイ火山国立公園”の野ブタ狩り。いや、千年くらい前にポリネシア人が持ち込み、強い繁殖力と食欲で島の生態系を破壊する、とは言われてるし、見た目も愛らしいとは言いがたいし。
そもそも犬に噛み付いて反撃はしてくるんですが(でも、殺される時に反撃するのは当然だよなぁ)、いくら食欲が旺盛っていっても基本草食なんですね、、、動植物の3分の2の種を含む熱帯雨林には、野ブタの生命力で滅びかねない生物がいる、というのは説明されると納得出来ないではないんですが、冒頭の続きとして見るにはちょっとね...orz
ただ、駆除に犬を使う、ということが残酷だと思ってるわけではないです。その辺のところは納得した上でね、むしろ、生き物使ってるだけまだしもなのかなぁ。


ダイビングのコーナーではパラオの旧日本軍の戦闘機が海底に沈んでいるよ、という話と、おかげでダイバーがそこに集中し、地域のサンゴが結果的に無事、という話をw
むしろダイビングを規制すべきじゃ、と思うのは間違ってるのかな??