『地球の鼓動』#10

イルカ−Wikipedia
アフリカ最南部の“プレッテンバーク湾”とか、フロリダの“シャーウッドの森”(はどうも単に愛称みたいだけど)なんてのをWiki先生から引っ張って来たかったんですがさすがにないか、アフリカは地理全体がちょっと弱いですけどね。
ええと、プレッテンバーク湾はイルカがなぜか大量に集まる湾として有名らしく、もともと50頭ほどの群れで行動するイルカとはいえその数は約4倍、そして、マイルカ・ウスイロイルカ・バンドウイルカの三種類が見られるそうなんですがウスイロイルカなどは特に湾にかなり長く駐留するのだそうで、理由はわかってないんらしいんですけどね。
とはいえ、実際目に見えてその辺でわらわらと泳いでいますw
けど、イルカは減少傾向にあり、その主な理由は先進国では禁止された農薬、発展途上国で使われ続けている(とはいえ、先進国が使った農薬も当然残ってっけどね、そもそも農薬が危険視されたのはその残留性の強さが本当のきっかけだし)(もっと早く分解するのならば特に危険がない量にコントロールすることが出来る算段です)ことにより、母体の脂肪に農薬が蓄積され、それが子どもに母乳として与えられます。
第一子の死亡率は高く、そしてその影響下にある個体の生殖能力の低下も心配されていて、今いる、目に見える個体数が多くとも「すでに手遅れではないか」とも言われているそうです(個体数がまず一定以上少ないと繁殖が難しくなるわけですな)。


で、あとは自然保全が奇跡的に成功したフロリダの話と、南アフリカのハゲワシを増やすためにイワダヌキ(象の仲間だって、小さいよ)を繁殖させて餌を増やそう、というプロジェクトの紹介、なるほど確かに理屈に合ってるなぁw