『食彩の王国』#226 キビナゴ

キビナゴ−Wikipedia


正直、似た魚を食べた経験までは確かにあるものの、それがキビナゴだったのかどうかがどうしても思い出せず、サイズのわりには可食部が多く、食べやすいものの痛みやすくほとんどが漁獲地にて流通、んー、卵持ってる時に食べることはあまりないのかなぁ? ニシンに近い魚みたいなのでちょっと不思議な、、、と思っていましたら、ああ、他の魚と違って砂底に粘着性の卵を産みつけるんですね、失礼しました。
んーと、鹿児島で主に好まれていて、作家の向田邦子さんが過去その地にいた頃、その後も何度も通って言及し、土地のおばあ様は「ほろ苦い初恋の味」なのだと。あー、なんとなく味が想像できるような気もします、私は刺身で酢味噌のが食べたいなぁ。
(天麩羅でもいいですが、天麩羅だと正直他の近隣種との違いがわかるかどうかw)


小魚で(でも、小魚でも持ちがいい魚もあるんですよねぇ、この辺不思議だなぁ、ウロコの性質とかなんでしょうか)、痛みやすいために網で引き上げたあと、同じ日に食べてしまわないとならないために全速力。
食べられるバリエーションは多そうですが、流通量もそれほどないのだろうし、地元の人に主に愛され、うん、逆にこれはよほど愛されてないと伝統が続いてないような気もしました。やっぱり、手間のない手軽な魚のほうにシフトして行っちゃうものだよな。
刺身、天麩羅、ちょっと勿体無いですがすり潰して作る薩摩揚、日干しになんでも最近はフランス料理にもされているのだとか、いや、日本の食材だと時々聞きますが、魚介類のバリエーションがもともとあるのかしらw “小魚の王様”なのだそうですよ。