『都市と防災’08』#6 気象災害とその対応

この回から「第2部 都市災害の事例:災害発生のメカニズムとその対策」、まず日本で一番頻度が高い気象災害について、大雑把に台風による風水害や土砂災害ってことになるのかな? ユーラシア大陸の東の端で周囲が全て海、土地の中心が山という地形で災害が避けにくくなっているということなんですが、本当にそうだよなw
洪水害には外水氾濫と内水氾濫が(後者は排水が追いつかない場合)、他に高潮害と風害。
土砂災害には斜面崩壊(がけ崩れ、傾斜30度以上)、がけ崩れより被害規模の大きい地すべり、石や木などを巻き込んで進む土石流。…わりと最近聞くようになったよね。
日本は世界の降雨の平均の2倍、梅雨から夏、秋までの台風シーズンに集中。豪雪地域では雪解け水などの影響もあり。
1947年9月のカスリーン台風、2千人の被害を出した関東広域の台風だよね。
1959年9月の伊勢湾台風は戦後最大の死者4697人、行方不明者401、東海出身の私だとわりとよく聞いてた名前です。災害対策基本法がこの時点で作られたのだとか。
台風とはそもそも北大西洋もしくは南シナ海に発生した熱帯性低気圧のうち、最大風速34ノット以上のものを指すようです。ここ以外だと台風とは呼び方変わるんだよね。
あと細かい「大型」「超大型」の区分もあるけどとりあえず省略、発生は年間26、7個。
日本への上陸は3〜4個だったのだが、最近増加傾向にある、確かにそんな感じ。


前にも出てきましたが、日本の川は距離が短いわりに高低差が大きく、雨が降った場合に最大で100倍もの差があるという…その上で日本では洪水で氾濫しやすい土地に人口と資産が集中してんのかよ大概過ぎるな!!?
土砂災害も年間約千件ですか、ダムも少ないっていうけど川短いのなら仕方ない気が。