『都市と防災’08』#12 被害軽減のための事前準備

まずそもそも被害経験の対策というと先に被害に遭いそうな土地を避けて生活する、被害を防ぐための施設を作る(主に堤防だよね)、それと丈夫な建物に住む、などの方法があるのですが、経済的な事情などによりそうもならない時にソフト面で被害を軽減するよ、というのがこの回のテーマのようだったんですが。
あれですね、まず予想される被害に対しての調査、その対策(もしくは警報の取り決め)のマニュアルを作成し、それを評価してさらに変更する、というのは言われると確かにそれしかないのではないかと思うんですが、素人でもこれしかないと思うんですよねw
もうちょっと具体例などが出てきてくれたらなぁ、と思ったんですが難しいのかなぁ。
ある意味であんまり具体的な事例だと「そのケースとその土地において」しか適用できないようなことが混ざってくる可能性はあるとは思うんですけどね。一個だけ川崎市の都市防災計画というのが出てきていたんですが、いざという時に首都圏の出先機関になる予定の土地が用意されているよー、というくらいしかやっぱり特筆されることはないな。
(ていうか、被害程度によって選択する予定で幾つか用意されてるんでしょうね。)


そもそもマニュアルというのがどういう形状が良いのかといったら、そのマニュアルを使う予定の人物が、その状況下、その時間においてのみ利用出来るのが良いに決まっていて、分厚い紙のマニュアルなんてもう評価することも難しいとか、ああうん、確かにそうだと思うんですが、こういう番組でそこもちゃんと指摘するんだな!
んでさらに言うと、災害当日までにマニュアルなどなくてもその人が行動できるようにしておくのが一番だよね、と言われるとそれも全くその通りですよね。
ただなんか、学問やってる気はまるでしない回でした、いっそ調査内容とか…っ。