『ATARU』mission 5

なんとなく全体に話が散らばっていたような印象でしたが、よく考えたらこの辺から立て続けに「脳の障害」とか「絶対音感の持ち主」「電気干渉体質」の人と続いたのか(そんでそのあとが蛯名さんとこの過去の話か、やっぱ続篇見たいよなぁ)。そして前話が全体的に遊びが少なかった代償のようにこの回に詰め込まれたネタの多さったら、小ネタ多いと時間が短くてもなんか充実してるような気がするので楽しいんですがww
ただ、よく考えたらこの回はどじっ子な助手さんの描写があんまり浮かないようにっていう作用をしてたってのもあったのかなぁ、という気も少しだけ。
うんまあ、そういう方向に考えてではないかもしれないんですが、少なくとも離婚したがってたおじいちゃんネタ連作とか絶対違うしw ウザい精神科医とかやたらと声高で仲良すぎんぞオカマさんか! という証言者たちも、仲くん鎌田くんも、自己紹介を何度も邪魔される研究室助手さんもこんだけ次々あると“全員変”以外になんも湧いて来ないしな。


大雑把にどじっ子な研究室助手さんがなぜどじっ子だったのか、というのがこの回のほとんど全てではないかと思うのですが、自分で今書いててなんじゃそれとしか思えないけど、脳科学がどうのと絡むかなり壮大でややこしい話(大事なものは見えるのか;)。
アタルくんが時々呟いていた幻覚(ハルシネーション)って正直、存在しないものが見えるものだけを指すと思っていたんですが、ひょっとすると原語だと見えるはずのものが見えないって意味もきちんとあるのかもなぁ。
大学教授が階段の上から転落し、一人はその場に人がいたと言い、もう一人は誰もいなかったという不可解な状況にというシンプルでややこしい話なんですが。だいぶ面白かった。
事件そのものはあれ、過失致死じゃないかしら。逃亡したから少し加算はあるかもね。