『東京人』2009年03月号「貨物列車と昭和の東京」

正直ある程度鉄道に関しては調べて来てるとはいえ、貨物列車に関しては全く別の事情で作られたり廃れたりしているのでこれいきなり読んで(なにかの脇で出てきたわけではない文章だと多分始めて? だったかな、鉄道専門誌じゃなくて地方雑誌だけどね、でも『東京人』てやたら鉄道強いよね)、なにかわかるかというとわからないんですが。
んー、中央線にいろんな貨物支線があったとか。
京浜地域の工場地帯への輸送需要が多くあったのかな、という辺りかなぁ。
個人的に前にも名前を聞いた「飯田町」(今の中央線、というか総武線の東京駅近くの飯田橋ですね、もともと甲武鉄道の終点だった時期が)の地位っていうか、特別さのニュアンスがちょっとよくわからないんですが、この辺への貨物輸送の需要があったのかな?
あと特にメインで出てきたわけではないんですが築地市場に存在していた東京市電の引込み線とか、水運との関係とか、多摩地域に存在していた砂利路線や、その他産業関係の絡みで作られた路線とか、ほぼこの辺は国有化されてものによっては廃線済み。


うーん、やっぱり全体的に路線や駅の断面だけ見せられても印象がどうしてもばらばらなんですがこの本自体が現在50歳以上の人は、一度は国鉄の貨物駅に荷物を受け取り行ったことがあったでしょう、というターゲットに向けてるのならそれはそれでありなのかなぁ。
個人的にはそっちの詳しい思い出話をだね! というのが実感なんですがw
そもそもなんで国鉄国鉄と表現してるのかというと、そもそも国鉄が民営化する嵌めになったのが急激な貨物輸送のシェア低下が理由だったので、時期的にも正しいんですよね、実は、現在はスーパーレールカーゴ(高速で走るコンテナみたいなw)とモーダルシフト(貨物列車はコスト安いよ! という考え方)で多少は復権しつつあるのかな。頑張れw