『未来世紀ジパング』鉄道が世界の街を変える!

とりあえず大雑把に言うと鉄道(に限らず近距離交通)で採算取るのは諦めようよ、というのが大意なんじゃないかなぁ、ということを見ながら考えていたんですが、日本は基本的に独立採算で長いことやってきたってのはわかるはわかるんですが、むしろそのために妙に偏った生活を強いられているってことのが正直多い気がするし。
ぶっちゃけ、交通の採算のために人間性まで歪めなくてもいいと思うんだ。


JR九州は最近っていうか、わりとよくメディアにも取り上げられるのではないかと思うんですが、前にも確か「九州で2番目にマンション売ってます!」とか言ってましたが、ああうん、なんだろうね、どうも見るたびに九州全土を背負って立ってるような気がしてならないというか、新幹線通ってない県の方が出身地言われる自己紹介の時点から卑屈とか(すみません、非九州民には感覚わかりません!)、新幹線に乗らずに休日家族でどうやって遊ぶのとか出身の子にナチュラルに言われるとかなんとも不思議なんですが。
最初から鉄道を宣伝塔にして、とまで言われるとさすがに納得するかも。
“指宿の玉手箱”という特急は1日2本でプレミアム感まで創出してるとか、明らかに乗車人数もかなり抑え目だよね、採算取ることは最初から度外視だったのか。
あとはわりと世界的に潮流があるLRT、ライトレール・トランジットの話。
これも基本的に採算は取れないとは思うんですが、この効果みたいなのは東京に残ってる路面電車乗りに行くだけでもわかる気がしますかも。沿線に延々と人いる上、いわゆる交通弱者って言われる層の利用が半端なく多いんだよね乗ってて怖いレベルです。
フランスのストラスブールの例、アメリカのポートランドの例、富山の例と、宇都宮が本腰を入れ始めた計画の話などがとりあえず紹介されてましたがさてどうなるか。