『週間 東洋経済』2011年9月3日号「シニア市場はこう攻める」

そもそもここで語られていた“シニア”の主流になりつつある団塊の世代が今までとは全く違う傾向を持っているからこういう特集が組まれたのではないかな、と思うのですが、まずシニア扱いされるとムカっとするという時点で難攻不落っていうか扱い辛いというかw
ただあれだよね、フリークライミングを60歳過ぎてから始めたり、フルマラソンは難しいけどハーフマラソンならイケるとか、山ガールを意識してファッションに取り入れたり、というのを聞いてる限りではもうちょっと若い世代より実際体力ありそうだし。
お仕着せには特に興味はないし、クーポンや割引制度を使うのが非常に上手いとか。
ツイッターやフェイスブックなどにも意欲的に進出してるよ、とか確かにすごい。
ただ、これを市場として迎え撃つには、と言われると確かによくわからないw 下の世代より体力あるくらいだから楽だからって金出したりはしないだろうし、高級品嗜好ってわけでもない、どっちかというと今の時点で火が付いてるのは若者向け市場みたいだってところを見てもなんか気持ち自体も若々しい(実際無理してるわけでもなさげ)。
あと、ちょっと見てて笑ってしまったんですが、シニア向けの教室の伸びが全体的に悪いようで反応があるのがカルチャースクール系と、有名大学のブランドという。
なかなかいかにもな展開を見せていたりします、団塊の世代って要するに戦後の第1次ベビーブームの世代なんですが、まあ、戦後だし人間多いし、ということで放置されて育ったって言われてるんですよね。身体は強い、勘は良い、教育はない。専門性はある。
将来不安があるから、まあ、財布の紐も緩くはないよね、といかにも大変そうだなぁ。


あと特集以外だとJR九州の記事が定番ながらやっぱり面白かったです、今は赤字ながら黒字も予定されていて、上場が視野に入ってたのか。今はどうなのかなぁ。