「成田空港-日本最大の国際空港を大解剖!」日本の空港シリーズ5、AIRLINE

成田空港

成田空港

もともと鉄道趣味から入って、少しずつでも他の交通との関係も読んでいったほうが面白いかな、でもあんまり本格的なことをやってもな、ということでまず手を伸ばしたのが空港の本、というか雑誌ほどではないにしろ同時代性の強いブックレット形式、てっきり空港の中でシリーズの1冊めかと思い込んでいたらよく見たら5冊めでしたり、なんてこった。

正直中身読むと納得しないでもないんですけどね、一応日本のメインの国際空港だって認識していていいんですよね? なんか滑走路1本しかなかった上に、新しく作られる滑走路も500mしか長さがなくてその上羽田空港が国際化して大拡張とかまでしてたりもするんですが、まだメインはここでいいんだよね(次の同じレーベルの本がそんな感じのタイトルですね、「日本のメインゲート」は譲らぬってww)。

というか2006年の本なのでまだ京成のスカイアクセス線がなかったり。

あとちなみに、鉄道が空港に乗入れたのは1991年みたいです、近くまで来てバスで空港まで行ってたらしいです。1966年に計画が始まって1978年に開港。それから何年そんな状態だったのか深く考えるのも辛いんですが、なにがどうしてそうなったのか。

それと、3本の予定だった滑走路が、まあ私なんかの年代だとそこそこ日常的に聞いていた覚えのある土地問題で1本になって、ええと、長さは半端ながら2本めの「平行滑走路」が出来たのが、2002年かな!? なんでそうなったのでしょうね、真面目に。

 

空港乗り入れ会社の変遷やら、主な使用機体などが淡々と述べられてるだけですが、なんか思ったより面白かった気がします。ボーイング747という機体が愛されてるのはわかったというか、趣味が前面に出てたのが通してそのくらいで、なんで愛されているのか少しくらい説明してくれても良かったんですが、航空趣味の本としてはなんとも控え目だった気がw