『カラマーゾフの兄弟』#1 汚れた血族

私事ですが10年くらい前にドストエフスキー(大の美形好き、女だけでなく男もだ! てか男のほうに比重が高い気がする)(んで性格付け極端どろどろ大好き)は国境を越えるから、いっそ人名そのままで日本でドラマにするといいよ! ということをどこかのブログ、どこだっけあれ、だったかで叫んでいたことがあるんですが。

唯一の不満があれですね、人名違うことですね、でもなんにも問題なかったですね、「長男」「次男」「三男」「父」で認識すればいいだけですねこれ、むしろ性格付けが極端だから小説読むよっか楽だわこれ(さすがに兄弟と父親くらいはわかったけどさ)。

えーと、父親はろくでなし、ていうかはっきりサディストですよね?

長男は駄目男、次男はエリート、三男は天使、ということでよろしいでしょうか、あと長男のことが好きな幼馴染みと、なんか妖艶な女性がいて、あと父親が外に作った子が出てくると完成じゃないかなあとのことは知らない。

原作だと兄弟仲は微妙なところだったんですが、ドラマ版だとかなりはっきり良好のようなので、そうね、どっちかというとそのほうが先の展開としてわかりやすいかも。

 

で、あとは原作からしてそんなにあれがあるわけでもなく、ストーリーが大してないんだ、ひたすら父親がろくでなしで、それがそれぞれ兄弟が家を出たのち、故郷に揃った夜に殺されて、で、原作だと特に名指しで疑われたわけでもないんですが、今の日本に置き換えるとこのほうが自然だし、まあ結局話はそこに集約されていくわけだしなー。

一つ気になるのが料理を食べるシーンが妙に強調されてる部分でしょうか。

変な小細工をしない分、若干B級ぽさが逆に薄くなっててそこが好み的には不満ですがw 途中で挟まれたCMがあまりにも馬鹿すぎたので良かったこととします、あれなにww