『ビブリア古書堂の事件手帖』#1 夏目漱石 「それから」

原作ってあれだよね、一部の書店で棚に表紙向けて置いてあったり平積みされていたりして「あれこれラノベ?」と思って見てしまったりしていたんですが、ぶっちゃけ、まあ、そんな感じの騒動があったなぁ、と、正直。

正直男優さんはそれほどじゃないけど女優さんたちに対しての言い草嫌いだわ最近の(一人二人ならともかく、最近露出してる人軒並み言われてんじゃん、素直に聞けるか)。

 

とりあえず主人公の女の子はあれだよね、がーっと喋って、ああっ、しまった! と思うタイプですねこれ。ああうんわかるわかる。なんとなくわかっちゃうんだけど、口にしちゃ駄目なんだよね、こういうの。時々コミュ障とかオタク系とかで表現されてるタイプ。

で、男の子のほうもそのタイプですね、だから多分選ばれたんだと思うんだけど。

(「男手がないという矛盾が生じてる」ってあれ弟君は時間ある時しか手伝ってくれてないよね、座ってるだけー、て感じだったし。)

とはいえ、あくまでその辺は演出でそうなってるというだけで、実際にそういうタイプではない俳優さんたちを使っているために結構軽く見えるんじゃないかしらこれ。

とりあえず、なんで女の子が男の子を避けたのかとかきちんと伝わってないよね。

あと、やたらと喋る時にぶつぶつ切れたり、お互いにコミュニケーションを取ろうとして躊躇うとか(男の子のほうがわりと社会性ある、けど小心者で人の話は聞くタイプ)。

なんでそうなってんの? というのが演出頼みだなとは思いますね。

ただ、二人で互い違いに謎解きの段階を踏んでいく構成は素直に面白いって思えるんじゃないのかなぁ、だから私もわりと真剣に演出汲もうとしたんだし。

そうだね不倫の小説を結婚したあとにプレゼントしてたら…そうだよな、「わかる」ね。