『信長のシェフ』#3

うん、2話より面白かった、ただ正直気になるのがなんぼなんぼでも狭い、とか、毎回だいたいセットの形が同じとか(内装は変えてるのかもだけど)、2百人の触れ込みなんだけどこう、あれ何人だったんだろうとか、まあそういう瑣末なところですね。

あとあれですね、ケンさんは夏さんのことをどのくらいマジなんだろうみたいな、純潔守んなきゃ駄目なんだよ的な台詞が出てきてちょっと正直びっくりしましたかも。でも夏さんのあの格好すごく可愛かったですし、あとでケンが浚われて助かった時にひしっと抱き合ってたのとかは結構好きだなぁ、なんか自然だったよね。

 

今回は将軍、…将軍ってなんだっけ一体、と思ったら足利将軍でしたか忘れてましたね、正直なところ存在感があまりないというか頭で考えればわかるけどしばらく出てくるまでに時間掛かるというか、ぶっちゃけリアル歴史でも北畠氏のほうが印象深いよなぁ。

まあ今回はケンがその足利将軍のところに連れて行かれて、なんか浮かれてるな、と思ったら料理人を献上しに来たと思ったんですね、確かにあの行動ってそんなだよな。

で、実力行使でケンを奪いにきたので釘を刺す、みたいな展開になっていたんですが。

どっちかというと全体的に頭で判断しろという流れではあったようです、多分、料理を使って、という展開だと相手を捻じ伏せるというよりも、心に訴えかけるってほうが自然な展開なんでしょうが、さすがに戦国時代に料理人がいて、という題材で毎回ハートフルストーリーにして欲しいという意味でもないです、だが毎回頭で考えるのもいささか面倒い。

朝倉氏がどうも足利将軍と内通しているらしい、その討伐許可を得たい、ならばその出身地の料理を作り、それを将軍が平らげることで比喩にってのはいいんだけど。その空気がわかるかっていったらやっぱ最初から最後まで頭で理解してる感、もうちょい後押し欲しい。