『八重の桜』#4 妖霊星

サブタイトルがちょっと今までと異質だったのでなにごと? と思ったんですが、ああ、ハレー彗星のことこう呼んでたのか、箒星とかいろいろ呼び方ありますよね(なんとなく名前で「どう捉えられていたのか」というのが想像付く気がします、が、ぶっちゃけてこの時代の前の足利幕府が倒れた時も、とか口にしてる分、この後の近代のハレー彗星騒動よりかずっと理性的な態度のような気はする、まあ八重さんのお兄さんとか完全なインテリだけどね、インテリ筋肉だけど)(ただこの時にコロリ、だっけ、コレラとか流行ってたらなぁ、洒落にはなってない気はする)。

個人的には八重さん家の家庭の事情や当世の家庭意識はとてもわかりやすいんですが、八重さんのところが変わってるってのはなんとなくわかる気がしますw お兄ちゃんのところにお嫁さんが来て、それが妻は夫に従いっていう大変古風な方、のようなんですが、あれはあれで一つの筋を通してるって気がして嫌いではないな。

ていうか夫が変わり者のほうがきちんと大事にされそうでって判断はわかる気がします。

むしろこの話は、どっちかというと婚姻を通じて蘭学所の開設とか、川崎さん? の講師採用が認められましたよ、という流れだった気がするのですが、ああまあ、日本古来の伝統でそういうのは確かにあるよね。

 

で、社会背景としては“安政の大獄”なうっていう、誰が誰だかよくわかんないので完全流し見してました、ただ正直、これに関連して前に黒船密航しようとして流されてた吉田松陰連座させられるとしたら兄ちゃん怒るのもわかるわ…、次の予告で「まるで狂犬じゃ!」とか言ってたけど、さすがに同意。

会津古臭いけど、全体的にちょっとずつ真っ当な気がする、なんでかわかんないけど。