『あぽやん~国際空港』#2

とりあえず「スーパーバイザー」とはなんぞや、と感じるというか、お荷物どうこう以前に配属されて10日かそこらで上司になられたらそりゃ面白いわけもないよね、というのは実に納得なんですが(契約社員と正社員の格差っていうか)、まあ多分、このドラマの主題はそんなことにはないんだろうな、となんかしみじみ。

今回の“えんどう豆”さんがわりとその手の文句を言いやすいってだけであって、今までも似たようなこと繰り返した上にあっさり辞めていくなんてこともあったんだろうな、とくどくど説明しなくても感じさせる流れなのはちょっと良かった気がします。

(あの人実際、ちょっと威張ったことは言うけど、見下してって様子全然ないしね。)

で、スーパーバイザー試験の代わりに芸能事務所のお出迎えと、なんかちょっと変わったお客様のお相手の同時進行、て、正直最初に聞いた時点でなんでこのお客様だけ特別にお食事のお相手とか設定されてるんだろ? と思ったんですが、なんか全部聞いてもよくはわからないというか、ちょっとファンタジックな設定だったような気もします。

ただ別にうそ臭いとかじゃなくて、なんだろね、空港に時折現れる妖精かなにかのように思われているのかなぁ、とか、やっぱりよくわかんないけどw

 

芸能事務所のほうもひーひー言いながらなんとかこなして、その「特別な」お客様に対しても時間潰しなんかじゃなくて、きちんと話聞いて、適当にはしないでって、えんどう豆さんは正直、手際に関しては置いておいて、そういう部分の誠実さに関しては特に誰も疑ってはなかったような気もします。

だからこそ時間が掛かるとか、もう少し事務的に、とか、そういう視線で見るわけでもないんだよね、周囲も。ちょっと不思議なバランスです、単に人情モノでもないんだな。